組み立て式のパソコンをメイン商品に、マザーボード等も販売

Linux上での稼動評価


 TRYCUT2000の開発は現在Windows2000,XP上をベースに して進めていますが、フリーソフト時代のTRYCUTは、開発を始めた頃 Linuxの初期バージョン(Slackware2.0)を利用して加工処理のエンジン部分を 開発してきました。そのためプログラムの多くは移植性が高くGUIを除く部分は 基本的にLinuxをはじめとするUNIX系OS上でも比較的簡単に移植(動作) させることができます。

 このような背景もあり、同じCPU下で、もし稼動環境としてWindows系OS上より Linux上の方が高速に動作するのであれば、加工処理サーバーと してLinux版のTRYCUTもリリースする意味はあるかと思ってきました。

 今後の方針を決めるため、処理スピードについてのテストを行なってみました のでまとめておきます。


<速度テスト>
※それぞれCPUごとに同じ加工処理の部分を実行。
※それぞれネイティブコードのプログラムでコンパイル時の最適化レベルは最上位。
※基本的にCPU負荷のかかるデーモンや他のアプリケーションは動作させない。
テストケース NT4.0 2000 95 98 Me Linux
テスト1(Pentium90MHz) 11秒68 11秒91 12秒47
テスト2(PentiumV733MHz) 19秒63 22秒69
テスト3(AMD K6-266MHz) 26秒31 29秒62


<まとめ>
 結論は同じCPU下でも、NT4.0、2000系上での稼動が一番高速で、 次ぎに95、98、Me系、結局Linux上での稼動が一番遅い傾向が あることが判りました。Linuxを32ビット系OSのリード役 UNIX系OSとして見た場合、少しがっかりさせる結果でした。
 この違いがどこに起因したものかは単純には判断できませんが、それぞれ 5〜10%程度の違いであることは、そもそも同じ処理であれば、OSの違いで 大きくスピードが異なることはないという、まずまず想像しやすい結果が 出たとも言えます。

 ということで、今のところLinux版TRYCUTを公開してメンテナンス してゆく負荷(デメリット)を考えると、リリースを控えた方が本来の開発 作業に工数を投入できメリットが多いと判断しています。本件何か ご意見ありましたらこちらまで お願いします。

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